今日は寅さん祭りだ!
2024年11月2日(土)寅さんサミットが始まりました。
開催期間は2024年11月2日(土)と2024年11月3日(日)の2日間。
国民的人気シリーズ、映画『 男はつらいよ』は、主人公”寅さん”が全国各地(+オーストリア)へ旅をし、必ずマドンナに恋をしてドタバタ騒動を起こす人情喜劇です。
寅さんサミットとは、映画「男はつらいよ」で寅さんが訪れた地域の風景や思い出を共有する素敵なイベントです。
寅さんがつないでくれた地域と地域、人と人。
映画のロケ地となった各市町村の協力のもと、寅さんのふるさと葛飾柴又で、各地域の風景が「原風景」というテーマで結びつき、これらの風景をみなで守り、大切に育むことこそが寅さんサミットのテーマとなっています。
今回は、寅さんサミット2024を満喫した体験記をお届けいたします。
寅さんサミット2024—雨の中で迎えた1日目
今年もやってきました、「寅さんサミット2024」。
初日の朝、期待を胸に向かったものの、空はどんより曇り空。
ぽつりぽつりと降り始めた雨に、心も少ししぼんでしまいました。
雨が止むのを待ち、午後からの参加となりました。
会場に着くと、オープニングセレモニーやトークショーはすでに終了。
初日のトークショーには、山田洋次監督や倍賞千恵子さんをはじめとする豪華な顔ぶれが登場したと知り、参加できなかったことが少し悔やまれます。
雨の帝釈天参道
雨の影響で、帝釈天参道もいつもの賑わいは控えめ。
来場者の姿も少なく、静かな雰囲気が漂っていました。
それでも、毎年訪れるお気に入りのブースに立ち寄ると、佐賀県小城市の名物「小城羊羹」が今年も並んでいます。
「ふるさとを想う気持ちって、誰にでもあるよね」と心で呟きながら購入。
家に帰ってから、この甘さをじっくり味わうつもりです。
雨の中の特設会場
特設会場に足を運ぶと、地面にはあちこちに水たまり。
雨を避けられる飲食スペースは、お客さんでいっぱいです。
普段は駐車場として使われている場所なので、雨が降ると足元が悪くなるのは仕方ありません。
スニーカーで歩くには、だいぶ気をつける必要がありました。
恒例のスタンプラリーとバッチ集め
昨年も参加したアンケートブースでは、今年もオリジナルバッチをゲット!
その後は、全会場を回るスタンプラリーに参加しました。
あちらこちらに寅さんのコスプレをした人がいて、本当に柴又は寅さんが似合う町だなと感じるワンカット。各会場での発見や出会いはやはり楽しいものです。
雨でも心に残る1日目
天候には少し苦戦した1日目でしたが、雨の日ならではの静けさや、出会った人々との温かい交流が心に残る時間となりました。
明日は晴れることを願いながら、また新しい発見を求めて会場を歩きたいと思います。
寅さんサミット缶バッジをゲット
●これが今年の寅さんサミット2024缶バッジ。特設会場入口横のブースで簡単なアンケートに答えると各日先着1,000名もらえるよ。記念になるので是非もらっておこう。
※スマホでQRを読み込むか、紙で記入するかのどちらかです。
スタンプラリー”ぶらり柴又散歩”
●会場をまわるついでにスタンプラリーもご一緒に。今年のスタンプ台紙は”矢切の渡し”。5つの会場(A〜E)でスタンプを重ね押ししていくと”いい感じの絵が完成するよ”。初日は雨天だったので・特設会場・柴又帝釈天・寅さん記念館の3ヶ所。雨に濡れないよう配慮してくれてました。
※スタンプラリーの台紙(ポストカード)は・柴又観光案内所(スタンプラリー受付)・特設会場(大会受付。)・第二会場(特設会場の横)で配布。
寅さんサミット2024—晴天に輝く2日目
昨日の雨模様から一転、今日は快晴!
青空の下、寅さんサミット2日目がスタートしました。
その天気のせいか、来場者もぐっと増え、帝釈天参道も特設会場も大賑わい。
どこもかしこも人、人、人。まさにお祭りの熱気が満ちています。
人であふれる帝釈天参道
参道の両脇に並ぶお店には、多くの人が集まり、賑わいを見せていました。
昨日の静けさとは打って変わって、歩くだけで肩がぶつかりそうなほどの人波。
この活気こそ、寅さんの魅力を象徴しているようでした。
特設会場と感動のトークショー
午後1時、特設会場のステージでは待ちに待ったトークショーがスタート。
本日は、山田洋次監督、浅丘ルリ子さん、北山雅康さんが登場。
私も少し早めに向かいましたが、既に会場は大勢の来場者で埋め尽くされ大盛況でした。もっと早く行けばよかったと後悔…。
トークショーが始まり、浅丘ルリ子さんがステージに登場。
彼女は寅さんシリーズで、最も「寅さんのお嫁さん」に近づいたマドンナ。
寅さんとの撮影の思い出や、山田監督とのエピソードを語るたびに、
多くの来場者からは涙ぐむ姿に、会場全体が感動の空気に包まれました。
スタンプラリーと会場巡り
トークショーを楽しんだ後は、昨日同様スタンプラリーへ。
各会場を回りながら、賑やかなブースを見て回ると、出展者や来場者の笑顔があふれていて、心が温かくなります。
寅さんらしい明るくて活気のある雰囲気が、そこにはありました。
これこそが、このイベントの醍醐味。「笑顔の花が咲く」ってこういうことなんだと実感しました。
寅さんサミット2024を後にして
晴天に恵まれた2日目、寅さんサミット2024を思いきり楽しみ、大満足で会場を後にしました。
この活気と笑顔、そして寅さんへの愛が詰まった時間を共有できたことに感謝です。
また来年、きっと戻ってくるでしょう。その時もまた、寅さんの世界に浸りたいと思います。
それでは、「あばよ!」また来年!