葛飾納涼花火大会

日本の夏の風物詩といえば花火大会。7月8月は東京都内でも多くの花火大会が開催される予定です。

その中でも自身が毎年見に行くのが「葛飾納涼花火大会」です。今年で57回をむかえ半世紀以上の歴史がある花火大会になります。

一番の特徴は、打ち上げ場所から観覧席までが非常に近いため、都内でも屈指の迫力ある花火を楽しむことができます。

みなさんも一度は何処かの花火大会に行かれたことがあるかと思います。なんの情報もなく花火を見に行き、「大渋滞の列に巻き込まれ、会場までたどり着けなかった」「場所に失敗し、ほとんど花火を見ることができなかった」「疲れただけで全然楽しめなかった」なんて事があったかと思います。自身も何度かあります。

それから、トイレ事情も深刻ですね。多くの方がビールやジュース、つまみやお菓子といった飲食をしながら観覧されると思います。そうなるとトイレに行きたくなることありますよね。しかし、道は混んでるし、どこにトイレがあるのかわからない?お子さんいらっしゃるとさらに大変ですよね。わかります。

なので、今回は地元民だからわかる穴場スポットや、地元民が通る本当は教えたくない会場までの裏道などなどのホットな情報をお届けいたします。

※松戸側からの情報はわかりません。

この記事を読むことでわかるメリット!
  • 会場まで混雑無しで行くことができる。
  • トイレの場所を把握できる。
  • 穴場観覧スポットがわかる。

葛飾花火大会2023開催概要

葛飾納涼花火大会ポスター

▲葛飾納涼花火大会2023ポスター▲

2023年は4年振りの開催となるため、打ち上げ数を、例年の1万3000発から約2万発にまで増やし、今大会を盛大に盛り上げてくれるとの情報。

全体は複数のステージで構成されており、各ステージごとに趣向を凝らした花火が例年打ち上がります。スターマインやナイアガラなどの定番の花火ももちろん大人気ですが、葛飾にゆかりの深い有名キャラクター「寅さん」「両さん」、お子さんが喜ぶ「ピカチュー」「アンパンマン」などを描くキャラ花火は、この葛飾納涼花火大会ならではです。

一番の見所は、グランドフィナーレの銀カムロ花火(長~く光の尾を引いて垂れ下がる花火)の一斉乱れ打ちは圧巻です。

大会名

57回葛飾納涼花火大会

打ち上げ数

2万発

打ち上げ時間

70

例年の人出

70万人 (前回大会)

開催期間

2023725()

開催時間

19:2020:30

荒天の場合

中止

有料席

完売済み2人マス席:1マス9000(1088)4人マス席:1マス14000(664)、グループ席:618000(356)。チケットぴあにて527()より販売。売り切れ次第終了

 

 

葛飾納涼花火の打ち上げ場所

東京都葛飾区/葛飾区柴又野球場(江戸川河川敷)

 

アクセス情報

会場 葛飾区柴又野球場(江戸川河川敷)
会場アクセス 【電車】

  • 京成電鉄「柴又駅」から徒歩10分。
  • 北総鉄道「新柴又駅」から徒歩15分。
  • JR金町駅または京成電鉄「金町駅」から徒歩20分

【小岩駅からバス】

  • JR小岩(南口):宝くじ売り場前バス停(京成バス金町駅ゆき:小55)→柴又帝釈天(バス停)下車。徒歩10分。
駐車場 ×
問い合わせ 03-6758-2222 はなしょうぶコール。8:00~20:00

 

葛飾納涼花火大会 You Tube動画

[2.5KWQHD]葛飾納涼花火大会2015 Katsushika Fireworks Festival in Tokyo

出典:AQUAGeoGraphic

[4KUltraHD]葛飾納涼花火大会2017 -Katsushika Fireworks Festival in Tokyo-

出典:AQUAGeoGraphic

葛飾納涼花火大会2023 会場MAP

葛飾納涼花火大会 会場MAP

上記画像が見にくい場合はこちらから(PDF) 出典:葛飾区

葛飾納涼花火大会は、観覧席から打ち上げ場所が非常に近いため、都内でも屈指の迫力ある花火を楽しむことができ、大変人気のある花火大会です。前回大会では約70万人の来場者が来られています。

自身は近隣に住んでいるので、気軽に自転車や徒歩で行けるのですが、遠方から見に来られる方達は、交通アクセスが大変だろうなと思います。

会場に一番近い駅は「京成柴又駅」なのですが、京成高砂駅京成金町駅での乗り換えが必要になり大変混み合います。下記に主なアクセス方法を記載しましたので参考にしてください。

【車 】

  • やめたほうが良いです。駐車場も少ないし止めるとこありません。

【電車】

  • JR常磐線で見に来る場合:金町駅下車、京成金町駅→京成柴又駅→通常徒歩10分
  • 京成線で見に来る場合:京成高砂駅→京成柴又駅→通常徒歩10分
  • 北総線で見に来る場合新柴又駅下車→徒歩15分。

【バス】

  • JR総武線で見に来る場合JR小岩駅下車、小岩駅南口(宝くじ売り場前バス停)※京成バス金町駅ゆき:小55→柴又六丁目(バス停)下車。徒歩12分。

 

会場現在の様子(7月23日最終更新)

●有料指定席や協賛社自由スペースの区切りがされており、多くのスタッフの方がビニールシートで指定席を作っていました。実際現場を見てみると打ち上げ場所付近は有料指定席や協賛社自由スペースばかりで、一般の人たちは離れた場所から見ることになりますね。しょうが無いことですが、年々有料指定席が増えていき、一般の観覧場所が打ち上げ場所から離れて行ってます。

開場前サイクリングロード(土手上)

柴又公園サイクリングロード(土手上)

●とんがり帽子の取水塔(土手下)からだと、打ち上げ場所まで距離があるので見にくいだろう。今日は暑い!

とんがり帽子の取水塔(土手下)

●寅さん記念館(寅さんカバンと帽子)

寅さんのバック

 

大混雑エリア(露店エリア)

人気の花火大会です。当然、大混雑エリアはあります。上の画像にある「大混雑ルート」がそのエリアです。柴又駅を出ると、柴又帝釈天参道方面に行く人の流れができていて、なんとなく流されていきます。しかも、柴又帝釈天参道には脇道がないため、一度足を踏み入れると抜け出せなくなってしまいます。なるべく避けましょう。大混雑エリアは、柴又駅+柴又帝釈天参道+旧川甚通りです。お巡りさんがたくさんいて交通整理しています。)

しかし、このエリアが「露店エリア」でもあるんですね🫠柴又帝釈天参道も今が稼ぎ時と賑わっています。それと、会場の有料エリア前でも、地元のおばちゃん?達が、たこ焼き/焼き鳥/生ビール/かき氷などをテントで販売していましたが、今年はどうかな🤔

柴又駅周辺の買い出しおすすめ

柴又駅買い出しおすすめ

もともと柴又駅周辺はスーパーなどのお店が少ない場所なだけに、露店以外でお酒やお菓子などを現地調達するのであれば、こんなところがおすすめです。

 

🤫本当は教えたくない会場までの混まない裏道

 

葛飾脳呂花火大会|地元民はここを通り会場まで混まずに行く

ホントは教えたくない地元民が使う葛飾納涼花火大会会場までの道順を案内します。いわゆる裏道です。柴又駅から人の流れが帝釈天参道に向かってできていますのでご注意。上の画像だとわかりにくいので”スマホ版GoogleMAP”で詳しく案内します。

  • 柴又駅から徒歩12分コース
  • 柴又六丁目(バス停)から徒歩12分コース
  • 新柴又駅から徒歩19分コース

 

柴又駅からの場合

Google Map経由地

●12分:①柴又駅→②つけめん福倉→③柴又公園→④矢切の渡し(柴又側)

Google Mapのアプリを開き「経路」をタップしてください。

 

次に「柴又駅」から「つけめん福倉」まで、と入力して「●●●」のところをタップしてください。

 

③次に「経由地を追加」をタップしてください。

 

④次に下記画像のように「柴又公園」から「矢切の渡し(柴又側)」と入力し最後に「完了」をタップしてください。

 

⑤これで地図・ガイド・道順(ナビ)が使えるようになりました🤗注意/必ず「徒歩マーク」になっているか確認してください。

 

柴又六丁目(柴又街道バス停)からの場合

Google Map経由地

●12分:①柴又六丁目(バス)→②つけめん福倉→③柴又公園→④矢切の渡し(柴又側)

①Google Mapのアプリを開き「経路」をタップしてください。

柴又六丁目 (柴又街道バス停)から道順1

 

②次に「柴又六丁目(バス)」から「つけめん福倉」まで、と入力して「●●●」のところをタップしてください。

柴又六丁目 (柴又街道バス停)から道順2

 

③次に「経由地を追加」をタップしてください。

柴又六丁目 (柴又街道バス停)から道順3

 

④次に下記画像のように「柴又公園」から「矢切の渡し(柴又側)」と入力し最後に「完了」をタップしてください。

柴又六丁目 (柴又街道バス停)から道順4

 

⑤これで地図・ガイド・道順(ナビ)が使えるようになりました🤗注意/必ず「徒歩マーク」になっているか確認してください。

柴又六丁目 (柴又街道バス停)から道順5

 

新柴又駅からの場合

Google Map経由地

●19分:新柴又駅→つけめん福倉→柴又公園→矢切の渡し(柴又側)

もっと近い行き方はあるんですが、完全に何もない住宅街を通って行くので、祭りの雰囲気を味わうことができません。だからオススメしません。

●15分:新柴又駅→矢切の渡し(柴又側)

 

葛飾花火大会2023穴場スポットとトイレ事情

「良い場所から花火を見たい!」と、すべての人はそう思っているはずです。有料観覧席が完売したいま観覧穴場スポットを自力で探すことは必須です。また、下記のような希望願望もあるかと思います。

花火大会の希望願望!
  • 打ち上げ場所の近くで迫力ある花火が見たい。
  • トイレが近い。
  • あまり混雑していない。
  • シートが引ける。
  • 帰りも楽ちん。

 

穴場観覧スポット

穴場MAP

・・・

先程紹介した「本当は教えたくない会場までの混まない道順」をたどって行けば、先程の条件を満たしています。

穴場スポットは、有料エリアの横辺りです。

自身は毎回有料エリアの横辺りで見ていますね。ただ有料エリアの一番下側はエリア専用トイレが並んでいて「すごく明るい」少し距離を開けて陣取っています。ちなみに露店は有料エリアにあります。通常ビールなどは持参しますが、なくなった場合は買いに行ってます。帰りは花火終了後30分ぐらいしてから柴又公園→柴又帝釈天裏→露天エリアを通って祭りの雰囲気を味わったあと帰宅します

もう一つの穴場スポットは寅さん記念館の上(柴又公園)です。

人は多いのですが帰りが楽ちんです。柴又公園の階段降りて裏道を使って行けば駅方面まで混まずに行けます。

◎見る場所は最低でもサイクリングロード(土手)ぐらいまでは行ったほうがいい理由:例えば近距離の柴又帝釈天から見るとすると必ず建物や土手が邪魔をします結果花火の上部しか見えない感じです。音は大迫力なんですがね。

穴場写真1

穴場写真1穴場写真2

穴場写真2穴場写真3

穴場写真3穴場写真4

穴場写真4

トイレの場所

仮設トイレMAP

花火大会で困ること1位がトイレです。トイレの場所を把握していることが最も重要なことです。上の画像を見てください。仮設トイレエリアが用意されています。

数としては多いのですが、いつも行列ができており、非常に混みあっています。トイレが心配であれば、いつでも行けるように仮設トイレエリアの近くで花火を見ましょう。ただ、この付近は非常に明るいです。

・有料エリアのトイレは空いていますが、有料エリア専用トイレになるので一般の人は使えません。ご注意ください。

あと行き帰りで利用できるトイレは、柴又公園、寅さん記念館1F、柴又帝釈天正門前、オリンピック柴又店、柴又駅ぐらいです。

写真①|取水塔横仮設トイレ↓

トイレ写真1

写真②|柴又ソフトボール場前仮設トイレ↓

トイレ写真2

写真③|有料指定席専用仮設トイレ↓

トイレ写真3

写真④|有料指定席専用仮設トイレ↓

トイレ写真4

写真⑤|防災船着場前仮設トイレ↓

トイレ写真5

写真⑥|駐車場横仮設トイレ↓

トイレ写真6

写真⑦|柴又公園仮設トイレ↓

トイレ写真7

 

葛飾納涼花火大会Q&A

葛飾花火大会2023の場所は?
江戸川河川敷にある「葛飾区柴又野球場」です。「矢切の渡し」や「男はつらいよ」で有名なところです。
葛飾花火大会2023開催日時は?
2023年7月25日火曜日の午後7時20分から午後8時30分です。荒天の場合は中止となります。過去何回も中止になったことがあります。しかし、一度始まってしまえばなかなか中止になりません。途中で大雨が降ってきたことがありましたが強行してました。ずぶ濡れになりながら見ましたが、いい思い出です。
葛飾花火大会の最寄り駅は?
●京成線:柴又駅下車徒歩約10分●JR線:金町駅下車徒歩約20分●北総線:新柴又駅下車徒歩約15分。
葛飾花火大会の駐車場は?
ありません。近隣の駐車場も少ないし止めるとこありません。
葛飾花火大会 何発あがりますか?
2023年は4年ぶりの開催となるので、例年の約1万3000発から約2万発の花火が打ち上げられます。一番の見所は、グランドフィナーレの銀カムロ花火(長~く光の尾を引いて垂れ下がる花火)の一斉乱れ打ちは圧巻です。
葛飾花火大会 有料観覧席はまだありますか?
もうありません。売り切れました。
柴又駅の帰りの混雑を回避する方法はありますか?
柴又駅を使わずに歩きましょう。金町駅、高砂駅、新柴又駅、京成小岩駅、JR小岩駅、どれも徒歩圏です。君ならできる!

まとめ

柴又駅より花火を込めて

最高の花火大会の思い出を作るためには、事前に下調べしておく必要があります。まず排除したいのは「大渋滞の列に巻き込まれ会場までたどり着けなかった」、「場所に失敗し、ほとんど花火を見ることができなかった」、「人だらけで、疲れただけで全然楽しめなかった」、「トイレに困った」これらを排除することで、快適な花火大会の思い出を作ることができるでしょう。

2023年葛飾納涼花火大会は4年ぶり57回目になります。今から楽しみにしてる方も多いと思います。東京都内の花火大会の中でも近距離から大迫力の花火を見ることができるのは葛飾納涼花火大会の醍醐味です。

ぜひ裏道や穴場情報を活用して思い出になる花火大会を楽しんでください。