

あなたは、お盆をどのようにすごされますか?
今年も8月15日がきました。
先日から台風の影響で朝から激しい雨。
靖国神社に到着したのは11時で、かろうじて午前中。
もう少し早く家を出たかったのですが、なかなかうまく行かず、だいぶ遅れてしまった。
去年は寝坊して、到着が13時過ぎだったと思うが、激しい暑さと多くの参拝者で、最後尾にいた案内係の人から3時間待ちと言われ、Uターンして新宿に買い物に… 炎天下の中3時間待ちは死んでしまう。それから靖国神社に戻ってきたのが18時ごろで、流石に昼間ほどは暑くなく混雑もしていなかったが、それでも1時間待ちだった記憶がある。
今年は雨が降ってるせいか、例年になく参拝者は少なめであったが、それでも30分待ちであった。多分12時過ぎたら2〜3時間待ちは覚悟だな。
もう十年以上、8月15日は靖国神社に来ているが、年々参拝者は多くなっている。10代から100歳前ぐらいの高齢の方まで年齢層は幅広い。若いカップルから赤ん坊を抱えた家族も多く見かける。
テレビや新聞では放送や記事にしないので、一度も参拝に来たことがない人はご存知ないだろうが、8月15日の靖国神社は正月並みの参拝者の多さだ。テレビや新聞記者も多くいるが、彼らの目的は政治家の参拝を待っているだけ。ほんとバカバカしい人達だ。
参拝待ちで並んでる途中、参道のはしの方から歌が聞こえてきた。
「ひこうき雲(荒井由実:松任谷由実)」。
ジブリ映画の「風立ちぬ」の主題歌だ。
声からしておじいさんのようだったが、人が多くて見えない。が、大きな声でしかもうまい。その歌声に聞き惚れていると「風立ちぬ」と零 -ZERO-で亡くなられたかた達が合わさり涙が溢れてきた。
遊就館にも展示されているが、以前、零 -ZERO-が飛んでいるのを見たことがある。千葉県の幕張海浜公園で「レッドブル・エアレース千葉2017」の「零戦里帰りプロジェクト」という企画で、現存する機体をどこかの国から運び、日本の空を戦後初めて零 -ZERO-が飛ぶのを見た。その時もなんだか涙が溢れた。
「零を見たら逃げろ!」相手から恐れられていた飛行機…
30分ほど並んだ後、先頭の参拝者が見えて来た。全員、激しい雨の中、傘をたたんで参拝している。そうだよな…
順番が来た。
まず傘をたたみ床に置く、賽銭箱の前に立ったら軽くお辞儀をし、賽銭箱にお賽銭を入れる。二拝二拍手一拝の作法で拝礼、軽くお辞儀をしてから退く。

今年も無事終了。