AKRACINGゲームチェア買っちゃった

 

 ゲーミングチェアAKRacing Premiumをついに買っちゃった。長い長い道のりだった。半年か1年か、今の椅子がもう8年目で、だいぶヘタってきたので買い換えようとは思っていたが、調べれば調べるほど迷う日々。色んな人がオススメしているゲーミングチェアに絞ったはいいが、なかなか決まらなかった。

 

AKRacing(エーケーレーシング)とは

 2000年設立の中国企業。2004年レーシングカー用シートを製造していたようだが、同時にオフィスチェアの製造も行っていたようだ。今までのオフィスチェアにはスタイリッシュ感がない、という当時の若者からの要望に答え製造するようになったとのこと。現在、eスポーツが大人気だが、以前の中国市場は小さく、主に国外市場向けに「AKRacing」ブランドで発売がスタートしたとのこと。ちなみに中国国内向けのブランドは「AKPLAYER」のようだ。2010年頃より積極的にeスポーツ大会のスポンサーとなって「ゲーミングチェア」と言う概念を確立し市場を拡大していった。

 日本国内では2015年よりテックウインド株式会社(文京区湯島)を代理店として独占契約。吉本興業のeスポーツチームとプロモーション契約を締結するなど国内の様々なeスポーツチームのスポンサーになっている。また味の素スタジアムの選手用シートや明治神宮野球場の監督用シートにも採用され、ゲーム以外にも日本国内の市場拡大に向けて活動しているようだ。

特徴

  • 価格は4万円~6万円ぐらい
  • 人間工学設計や長く使える耐久性の高さなど、値段相応に高品質
  • PC作業が必要なクリエイター、YouTuber、ブロガーなど愛用者が多く、日本語のサポートがあるため安心

 

 今の椅子はビジネスチェアでメッシュタイプ。色がブラックベースにライトグリーン。一応、座面チルト機能(ゆりかご)を搭載していますがリクライニング機能はない。座面が広くあぐらをかくこともできたので結構気に入っていた。ただ、8年も使っていると座面のクッションがぺっちゃんこ。流石にお尻が痛くなってきた。

 そんなときYou Tubeやブログでゲーミングチェアを使ってる人が多いことを知り、次買うのであればゲーミングチェアにしようと決めていた。よくAmazonでチェックしていると、しつこく「GTRacing」のゲーミングチェアが1万5千円ぐらいの価格でアピールしてきた。「これは駄目だ、偽物だ!」反射的に安かろう悪かろうの文字が脳裏に浮かんた。注意ポイント、安かろう悪かろうに手を出さない。そうゆうものに限って、長持ちしないしすぐ飽きるし後悔する。

 ヨドバシアキバには実際に体験できるように、多くの展示品があるので、ちょくちょく体験しに行った。そしてようやくAKRacingにしようと決めた。だが色種やシリーズが多く、どれにしようか悩んだ。Amazonのレビューも散々見ままくった。最終的に「Proシリーズ」か「Premiumシリーズ」の2種に絞り検討することにした。

 「Proシリーズ」はヨドバシに展示品があったので座り心地は最高にいいことは体験済み。座面クッションが硬すぎず柔らかすぎず、長時間のPC作業でも疲れにくそうな感じ。背もたれは体を包み込むような大きさで、PCで映画なんかを見るときもリラックスできそうな感じがする。また180度のフルリクライニング可能なので寝れるし、ヘッドレスト(頭部のクッション)やランバーサポート(腰部のクッション)もいい感じ。ほしいを実感できた。

 問題は「Premiumシリーズ」。展示品がどこにもない。カタログでしか見たことがないのだ。このまま「Pro」にしようか?でも、けして安い買い物じゃないから後悔はしたくない。結局パンフレットで比較するしかなかった。「Premium」に決めたポイントは「座面チルト機能」と「シルバー色のデザイン」「極厚ランバーサポート」だった。別にゲームをするためにゲーミングチェアに決めたわけではないし、派手めが好きというわけではない。PC作業をするときの快適さ、映画を見るときにリラックスできる座り心地が欲しかった。「Pro」より高いんだから、きっといいモノだろうと思い決定した。

Pro-Xシリーズ

AKRacing Pro-Xシリーズ

 Premiumより座面幅広、座面シートクッションががやわらかいし、体型を選ばない、ゆったりした作りになっている。だからリラックスした長時間の作業や映画鑑賞に向いてるかなと思う?それと床からの座面高さは32cm~39cmとシリーズ中一番低くなる。ゆったりとリラックス感を感じるひくさかな。大きめの体型をした男性向も、もしくはゆったりと大きな椅子に包まれたい女性にも満足できる椅子だと思う。

Premiumシリーズ

AKRacing Premiumシリーズ

 座面シートクッションがProより少し固め。座面のホールド感があり、床からの座面の高さは36.5cm~43cmとシリーズ中一番高い作りだ。身長175以上のヤセ型の方はしっくり来るのではないだろうか。なぜなら私の体型がそうだからだ。正直体型を選ぶ椅子だと思う。

 しかし最上位モデルなだけあって、Premiumにしかないものもある。その1つ目が座面チルト機能で腰への負担が軽減される。2つ目は座面のホールド感かな。体をしっかり包み込みガチ作業には向いてるかなと思う。3つ目がシリーズ中最大量の極厚ランバーサポート(腰部のクッション)。大きいほうがいいに決まってる。最後は高級感あるデザイン。

結果

座面チルト機能や高級感あるシルバー色のデザインが気に入り、自分の体型にも合っていたPremiumを選んだ。

以上

 

組み立て

重くて、でかい箱が届いた。

何だこの重さ。やばいな。最初に思った感想。

配達員さん、階段で3階まで持ってきてくれてありがとう。

箱から取り出すさいも「なんだこの重さ!」

 Amazonレビューを見る限り、女性でも簡単に組み立てられるようなことが多く書いてあったが「嘘だろ」と思った。俺、結構力は強い方だと思っているが、座面部や背もたれ部などかなり重かったし、ボルト回しもかなり力が必要だった。箱開封から約60分はかかったと思う。購入するさいは覚悟してくれ。