いつも店の前を通ると、長蛇の行列ができている、か、閉まってるかなんだよな?いつやってるの?適当なの?
こんにちはゼンコウです。
自身ラーメン大好き人間なんですが、あまりにも近所すぎて、たまにしか行かないラーメン二郎/小岩店のレビュー記事をお届けします。
前提として、わたしはジロリアン(熱狂的なファン)ではありません。久留米ラーメンで育った者です。普段はこういったお店で食べてます。話をもどすと、ラーメン二郎に行った事がある人ならわかると思いますが、普通のラーメン店と違って、ちょっとしたルールがあるのが特徴です。
まさにコレを知らないと店に入りづらいんですね。なので今回は、小岩店の特徴やちょっとしたルールを解説します。あっ!店舗によって若干変わりますから、今回は小岩店だけです。訪問前に一読してから突撃することをおすすめします。
- ラーメンは好きだけど、ラーメン二郎は入りづらいので、まだ行ったことがない。でも、1回は食べてみたい。
- 小岩店のルールが知りたい。
- どんな雰囲気なのか気になる。
- ラーメン二郎ってどんな味なの。
ラーメン二郎とは?簡単な説明
ラーメン二郎は、1968年に目黒区の都立大学駅近くで創業されました。その後、70年代に入り港区三田の慶應義塾大学の近くに移転しました。以来、ラーメン二郎は慶應生のソウルフードとして愛されると同時に、その独特な味わいで多くの人々を魅了し続けています。
2023年現在では、東京を中心に全国43店舗のラーメン二郎があり、その全ての店舗が常に大行列を作るほどの人気です。ラーメン二郎は50年以上にわたり、ラーメン界の一大カリスマ店として確固たる地位を築いています。
ラーメン二郎は、凝縮された豚の旨味と香味野菜が織りなす芳醇で濃厚なスープが特徴です。スープに負けないほど力強くて、しなやかな自家製の極太麺が絶妙な組み合わせを生み出し、分厚くてホロホロのチャーシューも特徴的です。さらに、希望すれば無料で「ヤサイ」「ニンニク」「カラメ」「アブラ」などが追加できます。
ラーメン二郎の一杯は、味も見た目も強烈なインパクトを持っています。その独自の特徴から、「二郎はラーメンではない。二郎という食べ物である」と言われるほどです。また、多くのファンが「三回食べると抜け出せなくなる」と言い、中毒性があると言われています。
ラーメン二郎の人気はラーメン界にとどまらず、芸能人、スポーツ選手、政治家など、様々な界隈でファンが存在します。そのため、社会現象とも言えるほどの影響力を持っています。
一度味わってみると、あなたもその魅力に取り憑かれるかもしれません。
二郎なんとか系ってなに?
- ラーメン二郎(直系)とは、三田本店で修行して「ラーメン二郎〇〇店」と名乗ることを許され暖簾わけでできたお店のことです。
- 二郎系とは、もともとラーメン二郎〇〇店でしたが、何らかの理由で店名を変えてしまったお店を二郎系と言います。
- 二郎インスパイアとは、ラーメン二郎に直接関係なく、ラーメン二郎に似たラーメンを出すお店のことを言います。
無料トッピングの種類(増量は店舗による)
●ヤサイ →野菜の量が増えます
- マシ →多め
- マシマシ →かなり多め
●ニンニク→刻みニンニクが入ります
- マシ →多め
- マシマシ →かなり多め
●カラメ →醤油ダレを足します
- カラ →しょっぱめ
- カラカラ →かなりしょっぱめ
●アブラ →背脂を足します
- ブラブラ →背脂ギトギト
などがあります。上記の組み合わせがいわゆるコール(呪文みたいなやつ)
(呪文例)ヤサイマシマシ、ニンニクマシ、カラメカラカラ、アブラブラブラ…で!(通訳すると野菜かなり多め、ニンニク多め、カラメかなりしょっぱめ、アブラかなり多め)
???暗号か?魔法でも出すのか?
ラーメン二郎 小岩店の店舗情報
- 【住所】東京都江戸川区西小岩3-31-13
- 【交通手段】JR総武線「小岩」駅(北口)より、徒歩3分蔵前橋通り沿い
- 【営業時間】10:30〜麺切れまで(並びがないときは15:00ぐらいまで)
- 【定休日】日曜、月曜、祝日が休み。
※2023年6月時点での定休日です。店主が、下記ツイッターにて「ただいまお並びのお客様を持ちまして本日は終了します」「本日は臨時休業します」などの情報を毎回発信されてますので行く前は要確認。
ツイッター:@koiwajiro
なるほど、火曜〜土曜の昼だけ営業か、平日に行くのは無理だな。土曜日の開店時間が狙い目か!しかし確実に並ぶな!
ラーメン二郎 小岩店の並び〜退店まで
■ざっくりしたフロー
- 並ぶ
- 券を買う
- 着席、コール後に着丼
- たべる
- 退店
1.並ぶ(ラーメン二郎 小岩店 並びのルール)
●店内は1名まで、店の前は4名まで、以降は黄色いコーンの後ろに並んでください。
●平日の12時すぎ、すでに15人ぐらいの行列。この後、わたしの後ろにも行列が…
●あと前に5人。もう少しで食べれる…ハラヘッタ
●あとちょっと!でも、回転早いから20分ぐらいだったような?
2.券を買う
■小岩店のメニュー(2023年6月現在)
小ラーメン豚2枚 |
850円 |
少なめ豚2枚 |
800円 |
半分豚2枚 |
750円 |
大ラーメン豚2枚 |
950円 |
豚増し券豚2枚※1人1個まで |
150円 |
缶ウーロン |
100円 |
生玉子 |
100円 |
持ち帰り生麺2人前 |
300円 |
持ち帰りくずれ豚 |
600円 |
持ち帰り汁なしの素 |
400円 |
●自販機は食券制で、ボタンを押すと色付きのプラスチック製札が出てくる。自称フードファイターでなければ小ラーメン豚2枚をチョイスしたほうが無難。小ラーメンとは名ばかりで、通常のラーメン屋よりも量が多い。けっこう自家製の中太平打ちちぢれ麺がお腹にたまります。また、女性向けに「少なめ豚2枚」「半分豚2枚」のメニューもあります。
●券を買ったら、退店する人のじゃまにならないように、券売機の前で待ちましょう。
3.着席、コール後に着丼
●席に移動するさいは、券売機の横に水があるので、水を持って席につきましょう。
●カウンターにプラスチック製札を置いて、おとなしく待ちましょう。
”小岩店では「マシ」「マシマシ」「ダブル」は扱っていない。”
《無料・増量サービス》
- ヤサイ →野菜の量が増えます
- ニンニク→刻みニンニクが入ります
- カラメ →醤油ダレを足します
- アブラ →背脂を足します
●麺が茹で上がり、盛り付けのタイミングで「ニンニク入れますか?」と聞かれます。これは「ニンニクや他の無料トッピングの量はどうしますか?」という意味です。この質問に対しての回答がいわゆるコールです。そしたら、増量したいモノを、元気に大きな声で伝えましょう。「ヤサイ」「ニンニク」で〜!
「ニンニク入れますか?」
「ヤサイ」「ニンニク」で〜!
※ということでラーメン二郎 小岩店ではあの呪文みたいなやつを聞くことはありません🤗
ちなみに、オススメは、「ヤサイ」「ニンニク」です。自身は大食いなので「ヤサイマシマシ」にしたい希望願望。「ニンニク」は大好きなので。「カラメ」は、自分好みの濃い味になるのだが、最後にスープが飲めないぐらい濃くなる。「アブラ」を追加すると、麺を食べ終えた最後のスープに1㌢ほどの油の層ができている。飲めるわけがない。
何も増量しないのであれば「入れない」「そのまま」といえばOK。
4.たべる
●今回注文したのは「小ラーメン」。コールは「ヤサイ」「ニンニク」「カラメ」「アブラ」の全部。
●食べごたえのある自家製の中太平打ちちぢれ麺でうまい。具は野菜(キャベツ、もやし)と「ぶた」とよばれるチャーシューが載っている。この「ぶた」箸でつまんだだけで崩れるくらい柔らかく味が染み込んでいてうまい。
スープは油と醤油が分離している液体。これはこれで味が濃くてうまいのだが、麺を食べ終わり、スープだけになってしまうと1センチ?ほどの分離した油の層ができている。「いやだ、飲みたくない。」ジロリアンにとってはコレがたまらないのであろう。
材料は何を使って、どんな作り方をしているとかの詳細はウィキペディアで見てくれ。
「二郎はラーメンではない。二郎という食べ物である」との言葉がありますが、わたしもそう思う。いろんなラーメンを食べてきましたが、どれともちがうな。でも、うまければそれでいい。
5.退店
●食べ終わった丼ぶりとコップはカウンターの上に上げ、カウンターに置いてあるフキンで軽くテーブルを拭きましょう。
●店内の様子は、会話ははとんどない。「ニンニク入れますか?」「コール(客)」「おごちそうさま(客)」「ありがとうございました(店主&おばちゃん)」の言葉以外、みんな何かに取り憑かれたように無言で黙々と食べている。数人で来店していても無言。
●退店のさいは、店主やおばちゃんに対して「おご馳走様でした」と感謝の言葉を伝えましょう。
ラーメン二郎 小岩店の感想
ん〜こんな感じかな…🤔
「二郎 小岩店はいいね!」
他の二郎や二郎系の店舗に何度か足を運びましたが、正直なところ、その印象はあまり良くありませんでした。
テーブルはアブラべたべたで、汚れが気になり、店内の換気も悪く、嫌な臭いが広がっていました。
そして、ラーメンの見た目もぞんざいで、丼からスープや野菜がこぼれていて、まるで豚のエサを食べているような感じで、がっかりでした。
しかし、小岩店は全く違います。建物は古いかもしれませんが、店内はとても清潔です。テーブルも清潔で、換気もばっちり。店内には不快な匂いもありません。
そして、ラーメン自体もきちんと盛り付けられており、スープや野菜がこぼれてることもありません。女性の方でも入店に抵抗がないはずです。
そもそも味の好みは人それぞれ!好き嫌いがはっきりする食べもの
- 背脂ギトギトスープが好き
- ガッツリ系が好き
- 太麺に抵抗がない
- ジャンキーな味を好む
- こってりスープが苦手
- 食べ物はビジュアル重視
- 細麺の中華そばを好む
- 健康に気を使っている
まとめ
ラーメン二郎 小岩店は、ガッツリ系ラーメンが好きな方におすすめのお店です。店内は清潔で快適な食事環境が整っており、換気もしっかりと行われています。
女性の方でも入店に抵抗がない雰囲気だと思います。ただし、細麺が好きな方や健康志向の方には向かないかもしれませんので、その点は訪れる前に考慮しておくと良いでしょう。
また、背もたれなしの丸椅子でカウンター席しかないため、小さな子供連れの家族で外食には向いていませんね。
ということで、まだラーメン二郎に行ったことがない方には、非常にハードルが低い、入りやすいお店なので「初二郎」思い切って挑戦してみてください。